今日からできるいい眠り!レポート

いい眠りしていますか?・・・・・今日からできるいい眠り

              ●作成・問合せ 小池ふとん店

プロローグ

 

 🔴「睡眠不足は病気です」

滋賀医科大学睡眠学講座教授:宮崎総一郎著【万病を防ぐ眠り方】より

 

といわれるほど眠りが人間の生活においていかに大切であるか!

最近は各方面から睡眠への研究が盛んになってきております!

その成果を踏まえて、テレビや雑誌などでも睡眠の重要性が

取り上げられるようになってきました

 

人の眠りは124時間という生活のリズムの中で、

心と身体をリフレッシュする大切な時間だ

ということが判明しつつあります

眠りがただ単純に暗くなったから活動を止める、

疲れたから眠るというレベルからは、

はるかに睡眠研究は進化してきています

 

「質の悪い睡眠は万病の元」

宮崎総一郎とまでいわれる程

眠りは人の一生に深く結びついています

平均的な人間の人生を80年とすると、

その3分の1にあたる23万4000時間も

人は眠りについやしています

おおよそ25年分寝ていることになります。

 

当然、眠りを切り詰めれば、

もっと時間が有効に使えられの・・・

と思いがちですが・・

それは、命を削るにも等しい危険な行為なのです

 

ここで,改めて眠りについて

ご一緒に考えてみたいと思います。

 

現代では社会生活の24時間化に伴って、

多くの人が身体面、精神面の安定を

たいへん保ちにくい状態にあるといえます

生活自体は様々な高度技術に支えられるように

なった一方で平均睡眠時間は年々短くなり、

夜型の生活は高齢者や子供にまで及んでいます。

 

この結果、十分な休息を確保できず、

目が疲れる、肩がこる、眠れないと訴える人が増加し、

うつ病などの心の病に悩まされている人も増え続けています。

 

このレポートでは、本来だれもが知っておかなければならない

睡眠と覚醒に関する基礎知識を皆様に知っていただき、

これからの人生を有意義に送っていただきたいと思い

作成いたしました

 

【参考資料は睡眠関係書物多数、ほとんどは飯田図書館にあります

さらに快眠ひろばテキスト、

睡眠環境・寝具指導士、指導書から引用しました】

 

内容のほとんどは、

睡眠の基礎知識と日常の生活の中で

いい眠りのために気をつけたい事柄ばかりです。

お読みになると些細なことが意外とないがしろに

されていることに気付かれると思います。

 

当店にも最近眠りのお悩み相談で

ご来店いただく若い人たちが増えてきています

お一人お一人にじっくりお時間をかけてお話したいのですが、

あまりに時間が少なすぎます。

 

ほんのちょっとしたことが改善されれば・・・

そんな思いでこのレポートが、

皆様の睡眠にお役に立ち、よりいい眠りができ、

活力に満ちた日々を営まれるような 

お手伝いになれば幸いです。

いい眠りしていますか

今日からできるいい眠りのためのレポート2

              作成、問合せ  小池ふとん店

 

人はなぜ眠るのでしょうか?

 

 人間は眠らなくてもいられるのでしょうか?

眠らない時間を「断眠時間」といいますが

夜更かしや徹夜などで体験はありますね

この断眠時間が長くなればなるほど、

眠気は強くなり深い眠りが得られます。

からだが不足したねむりを取り戻そうと

頑張る仕組みになっているからです。

 

逆に【寝だめ】はできません

明日は夜遅くまで働かなくてはならないから

今日のうちに しっかり寝ておこうと

思っても、簡単には眠れません

また寝たとしても眠りは浅く、

睡眠としての効果は極めて悪くなります。

 

眠りは本来「長く起きているから寝る」

というのが基本ですから、

【寝だめ】することが不自然で、

ありえない行為なのです

 

眠らないとどうなるのでしょう

 

 では人間は眠らないとどうなるのでしょうか?

1964年のアメリカで行われた公式な実験結果では

264時間12分(11日間)があります。

でも4日目にはすでに体が震え、無表情になったそうです

現在はこうした実験は生命の危険が伴うので

行われておりませんが、人に眠りが必要かと

いうことを如実に示しています。

 

日常でも、眠りが不足してくると、急場しのぎの眠りが

秒単位で頻発するようになります

たとえば、気が付かずに居眠り運転していたとか,

立ったままで寝ていたとか、居眠りしながら食べていたとかと

いうのも、こうした現れです

その場しのぎの眠りが頻発するのは、生命を維持しようとする

適応機能が働いているからだと考えられています

私たちは眠りのことをどこまで理解しているでしょうか?

 

 1960年には8時間24分だった睡眠時間が、

2010年には7時間14分まで減少しています。

10時には寝ていた人は66%いたのに、

2010年にはたったの25%だけになってしまいました

NHK放送文化研究所、2012年資料より)

 

 また「眠り」は日常的に様々な言い伝えがあります

例えば「眠っている暇があれば・・」や

「寝る間を惜しんで・・」かと思えば

「 一晩眠って考える・・」などと使います

 

一方「睡眠は一日8時間が基本とか」

「昼寝は怠け者の証拠」や

「寝酒でよく眠れる」

「長時間寝るほうが健康に良い」

挙句には「45落」などの

厳しい言葉やいろいろな言い伝えがありますが、

これらは睡眠にとって本当のことなのでしょうか?

 

現代、様々な生活スタイルがあり、

誰もが同じ条件ではなくなっております。

 仕事が夜型や不規則な人は睡眠が十分に

採れていないかと悩んでいませんか?

生活が多岐にわたり一人一人が異なる中で、

いい睡眠をするにはどうしたらいいのでしょう?

 

ご自分の生活スタイルを見直し

睡眠のメカニズムや効用を正しく認識できれば、

もっといい睡眠ができるはずです

 

睡眠時間と覚醒時間のバランスが

眠りの量と質をコントロールします

 

以下の章では、最近発表された睡眠の

 

正しい見識をまとめてみました。

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